自衛隊の給料
手取りの給料は全額小遣い!
自衛隊の陸士の年収が募集パンフレットに載っていたので紹介する。
(出典:陸・海・空 自衛官候補生募集案内)
2年間の給与と賞与の合計が536万円。
これに退職金54万円を加えた580万円が支給総額となる。
年収で言えば290万円だ。
4年間だと給与と賞与と退職金を合計すると1334万円となる。
年収で言えば334万円だ
また、大卒だと高卒より若干高くなる。
なお、海自、空自は手当が付く場合があるので、陸自よりも年収は高くなる。
これを高いと見るか、安いと見るか?
個人的には20歳そこそこでこれぐらい稼げれば十分だと思う。
駐屯地内の隊舎で生活するので、家賃と食費は無料。これは大きい。扶養家族がいなければ全額小遣いだ。車・ギャンブル・女にはまらなければ4年で1千万円貯めることも可能だろう(まあ、大体どれかにハマるのだが)。
オレ個人の事を言うと、2年間いて、その間結構金を使ったが、200万円ぐらいは貯まった。なお、オレの時代は額面給与は18万円ぐらい、そこから税金とか保険とか引かれて14万円ぐらいが手取りだった。オレは民間の保険にちょっとしか入ってなから手取りは多い方だったが、他の同期の奴は手取りが12万円台だったと思う。安いように思えるかもしれないが、全額小遣いなので結構金持ち気分だ。しかもボーナスも出る。
ただし、昔より給料は下がっているように思える。自衛隊は国家公務員なので国の財政が厳しい中、給料カットの対象となっているようだ。
しかし、4年間勤めた場合の退職金の額はかなり増えている気がする。昔は4年の合計で120万円ぐらいだったとおもうが。今は4年勤めないと損する時代なのかもしれない。
ところで、平成21年の資料であるが、自衛官のモデル給与例を紹介する。
(出典:防衛省資料http://www.mod.go.jp/j/approach/agenda/meeting/seisakukaigi/)
昔の資料なので、現在より若干高い水準かもしれないが、なかなかの給料である。自衛隊に入隊すれば食いっぱぐれることはないことがわかる。1佐まで昇進すれば、かなり裕福な生活を送れるだろう。安定感もあれば夢もある。自衛隊の給料は恵まれていると思う。残業代は出ないけど…。
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